医師求人で募集に応募し大きな病院の小児科医として働き始めた話

夜勤と急患患者への対応は私には合わないと判断

医師免許取得後は短期アルバイトばかりしていた / 小児科勤務初日 / 夜勤と急患患者への対応は私には合わないと判断

半年もすると仕事にすっかり慣れたせいか、あまり疲労を感じなくなりました。
ところが、仕事に慣れたと判断したのか、上司にあたる医師が私に、週2回夜勤をしてほしいとお願いしてきました。
断ると後が怖いと見た私は、仕方なく引き受けることにしました。
そして夜勤をする日がやってきたので、体調管理をするため昼間は寝て過ごしました。
目覚ましが鳴ったので目を覚まし、準備をして病院に向かい上司に顔を見せて挨拶をすると、私が夜勤で働く部署へ案内してくれました。
静かな診察室でしたが、漫画の本が置いてあったので、それを読みながら患者が来るのを待ちました。
数時間後、救急車の音が周囲に鳴り響いてきたため準備をして待っていると、救急隊員が50代と思われる男性の患者を担架に乗せてきました。
患者の様子を救急隊員に質問すると、患者は急に意識を失い倒れたと言うので脈をとると、脈拍数は普通だったため少し安堵しました。
患者と一緒に乗ってきた若い男性に話を聞くと、父は毎日休まずに働いていたと言っていました。
他の医師と相談した結果、熱はなく脳波にも異常は見られないので、過労が原因だろうということになりました。
若い男にそう伝えると歓喜して喜んでいました。
他にも熱中症とみられる患者が何人かきましたが、重病や大怪我をした患者は来なかったため、気分的に楽でした。
週2回夜勤をする生活はそれから数年ほど続きましたが、夜勤をする度に精神的な疲労を感じるようになったので、病院を退職させて頂きました。
夜勤と急患患者への対応は私には合わないと判断したので、地域の小さな病院のほうへ転職することにしました。
働いている所はお客が少ない病院ですが、のんびりとした気分で毎日働かせてもらっています。